シーラーズ・テロ事件で新たな詳細判明
8月 15, 2023 16:18 Asia/Tokyo
イラン南部シーラーズのシャーチェラーグ聖廟で起きたテロ事件をめぐり、同聖廟のあるファールス州の検察庁長官が、主犯格のテロリストがタジキスタン国籍だったことを明らかにしました。
シャーチェラーグ聖廟内に今月13日午後、タクフィール主義の因子1名が銃を持って侵入し、居合わせた巡礼者や係員などに向けて銃を乱射しました。このテロ攻撃により、1人が殉教・8人が負傷しています。
事件の犯人は、治安部隊の迅速な対応によりその場で逮捕されました。
今回の襲撃については、テロ組織ISISが犯行声明を出しています。
国際通信イランプレスによりますと、ムーサヴィー長官は、シャーチェラーグ聖廟を襲撃した主犯格のテロリストの身元について、「最初の取調べにおいて犯人は、自身がタジキスタン国籍のラフマトッラー・ノウルーゾフであると供述している」と述べました。
同長官はまた、「治安部隊の働きによってこれまでに、このテロ事件に関与していた容疑者8人が逮捕されている。逮捕者は全員外国人であり、テロリストらの隠れ家も摘発された」と説明しました。
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