9月 12, 2023 18:03 Asia/Tokyo
  • 核協議でイラン側の交渉官を務めるバーゲリキャニー・イラン外務次官
    核協議でイラン側の交渉官を務めるバーゲリキャニー・イラン外務次官

核協議でイラン側の交渉官を務めるバーゲリキャニー・イラン外務次官は、「イランとしては、相手国が現実を直視し、過去の過ちを繰り返さないようにするなら、核協議を再開し合意をまとめるのに障壁は一切の存在しないと考えている」としました。

イランは、核合意の復活のためには、制裁解除への保障を確実にさせ、自国に対し圧力として使われるような未解決の問題を残すべきではないと考えています。また、石油売却に対する制限撤廃も求めています。

バーゲリキャニー次官は11日月曜、この件に関して、「バランスの取れた合意により国益の確保を目指す外交のルートを、我々は決して閉ざしてこなかった」としました。

また、イラン政府の打ち出しているアジアの可能性への注目は他の地域の可能性を無視する理由とはならないとし、「ヨーロッパはこれまで、イラン対外政策から排除されるリストに入ったことはなく、今も入っていない。ヨーロッパ諸国は、イランの発展に役割を果たす意向があればあるほど、わが国から歓待を受けることになるだろう」と述べました。

さらに、「わが国とサウジアラビアとの関係再開は、現政府が長期的かつ戦略的な決定を下すために必要である能力や意志を持っていることを示している」と語りました。

 


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