イラン外務省報道官、「サブラー・シャティーラ虐殺事件はイスラエル支持者の汚点」
9月 16, 2023 19:38 Asia/Tokyo
キャンアーニー・イラン外務省報道官が、レバノンのサブラーとシャティーラで発生したシオニスト政権イスラエル軍によるパレスチナ難民大虐殺事件の記念日に際し、「サブラーとシャティーラは、イスラエル政権の支持者や偽りの人権擁護の主張者、特にアメリカとイギリスの汚点として残るだろう」と語りました。
1982年9月16日、レバノンの首都ベイルートを占領したシオニスト軍は、同国のサブラーとシャティーラの2つのパレスチナ難民キャンプにおいて、20世紀で最も残虐な虐殺事件の一つを引き起こしました。
イスラエル元首相アリエル・シャロン氏が主導し同年9月16、17、18日の3日間にわたって行われたこのパレスチナ人の虐殺では、サブラとシャティーラの2つのキャンプの住民3000人以上が虐殺され殉教しました。
キャンアーニー報道官はこの虐殺記念日に因み、SNSのX(前ツイッター)において、「本日16日土曜は、サブラーおよびシャティーラの2つのキャンプで防衛手段を持たない無辜のパレスチナ人の男女及び子どもが、シオニスト軍及びその傭兵により残忍に殺害された記念日であり、この大罪ぶりは歴史上の犯罪者ら全員が真っ青になるほどのものだった」と語りました。
また、「この虐殺事件は、イスラエルとその支持者たちの歴史から決して消えることのない恥辱の印である」としています。
そして、「この残忍な虐殺は、子どもを含む無辜のパレスチナ国民に対するイスラエル犯罪政権の組織的テロ作戦の一例にすぎない。これらの犯罪は占領者シオニストに対するアメリカとヨーロッパの支援を受けて何十年も続いてきている」と述べました。