ロシア外相、「イランは核兵器を追求せず」
(last modified Sun, 24 Sep 2023 09:24:06 GMT )
9月 24, 2023 18:24 Asia/Tokyo
  • ラブロフ・ロシア外相
    ラブロフ・ロシア外相

ラブロフ・ロシア外相が、「イランは核兵器獲得を求めていない」と語りました。

IAEA国際原子力機関はこれまでに何回も、イランの核活動が平和的目的を順守したものであることを確認しています。

イランは常に、NPT核兵器不拡散条約の署名国の1つとして、平和的目的での核技術獲得の権利を主張しています。

イルナー通信によりますと、ラブロフ外相は23日土曜、米ニューヨークで開催中の国連総会の傍らで記者会見を行い、イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師の教令で核兵器が禁忌とされていることに言及して、「イランはこれまでにも再三、そのような計画を持たないことを強調している」と述べました。

また、「イラン革命の指導者も、この問題に関して教令を発表している。このことからも、イランが核爆弾を持つことはなく、イランの近隣諸国もこの誘惑的な道に入らないだろうと、我々は信じている」としています。

ラブロフ外相はまた、「誰一人として、世界に核保有国がこれ以上出現することを望んでいない」と語りました。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram     Twitter     urmediem