イラン外相、「イスラエルの攻撃継続で戦闘拡大の可能性も」
(last modified Sun, 15 Oct 2023 11:55:25 GMT )
10月 15, 2023 20:55 Asia/Tokyo

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相は、カタールのタミーム首長との会談で「無防備のパレスチナ国民と同国ガザ地区の人々に対するシオニスト政権イスラエルの攻撃が続けば、誰も状況の制御と紛争の拡大防止を保証できない」と語りました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相は、カタールの首都ドーハで同国のタミーム首長と会談し、「アメリカは他国に自制を勧告しておきながら、自らはそのような勧告には従わず、イスラエルへの全面的な支持を強化している」と述べました。

また、「戦争と危機の拡大の阻止を望む人々は、ガザ地区のパレスチナ国民および民間人に対するイスラエルによる現在進行中の残忍な攻撃を止めさせる必要がある」としました。

そして、ドーハ及びレバノン首都ベイルートで行われたパレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスの幹部責任者との会談に触れ、「ハマスの指導者らは、イスラムと人道主義の観点から、民間人捕虜の待遇を優先事項としており、しかるべき条件が整えば、必要な行動を取ると強調した」と語りました。

タミーム首長もまた、ガザの人道状況を憂うべきものだとし、「優先すべきはガザ地区でのイスラエルの犯罪を阻止することであり、パレスチナに関するカタールの立場は不変である」と述べました。

 


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