駐レバノン・イラン大使、「我が国の警告を重く受け止めるべき」
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レバノン首都ベイルート駐在のイラン大使
レバノン首都ベイルート駐在のイラン大使が、「我が国の警告は、パレスチナ・ガザ地区の無辜の民の虐殺停止の必要性に関するイランの忠告は真摯なものだ」と語りました。
レバノン駐在のモジタバ―・アマーニー・イラン大使はソーシャルネットX(旧ツイッター)において「イラン外相は、ガザ地区での無辜のパレスチナ人の殺害を止める必要性について警告しており、西側諸国とシオニスト政権イスラエルはイラン政府の警告を真剣に受け止めるべきだ」と述べています。
アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相は最近のレバノン訪問で、「地域における戦争犯罪者とその支持者に対しては、手遅れになる前に戦争犯罪を止めるよう警告がなされる」と語っていました。
また、「地域における広範な危機を防ぐための政治面での機会はまだ残されている」としていました。
アミールアブドッラーヒヤーン外相は16日月曜、「X」上において、ガザにおけるシオニストの虐殺行為と戦争犯罪を即時停止し、この地域に人道支援を送付する必要性を強調しました。
そして、「政治的解決が可能な時間は残り少なくなり、他の戦線での戦争拡大の可能性が避けられなくなる段階に近づいている」と述べています。
アミールアブドッラーヒヤーン外相は16日、パレスチナ問題についてアイルランド、マレーシア、南アフリカ、パキスタン、チュニジアの外相らと個別に電話会談を行いました。
また特に、パキスタンのアッバース・ジラーニ外相との電話会談では、「イスラエルという子供殺し政権は抵抗勢力に対処できないため、子どもと民間人の虐殺に訴えている」と語りました。
そして、「イスラエル政権が引き起こそうとしているもう1つの犯罪は、ガザ住民を立ち退かせようとするごり押しである」としています。