Pars Today

イラン文化遺産・観光・手工芸省のシャールバーフィヤーン観光担当副大臣が、「北西部のキャンドヴァ―ン村が、UNWTO国連世界観光機関の『最高の観光村』リストに我が国から初めて選出された」と発表しました。

UNWTOはウズベキスタン・サマルカンドで開催された第25回総会において、「最高の観光村（ベスト・ツーリズム・ビレッジ）」の2023年版リストを発表しました。

イルナー通信によりますと、シャールバーフィヤーン観光担当副大臣は、同総会の傍らで行われたこのリストに関係する式典（表彰式）において、「我が国の東アーザルバーイジャーン州キャンドヴァ―ン村は、世界の他の200以上の村と比較された結果、このリストに含まることになった」と述べました。

UNWTOは2021年から、観光が農村開発およびその住民の福祉につながるよう促進するため、最も優れた観光村を選出・発表しており、その選定基準として、文化資源の所有およびその普及・保護、経済的持続性、環境面、社会面、潜在する観光面の可能性、発展性、バリューチェーン・優先性の共存、衛生面、安全面という、9つの指標を定めています。

同副大臣はさらに、国際レベルで優れた観光村として選定されることは、UNWTO事務総長の署名入り証明書が授与されるほか、経験の共有や教育的交流のための機会が設けられ、開発・農村・観光に関連するイベントにも参加でき、最終的にはキャンドヴァ―ン村のイラン自体の観光をさまざまな側面から紹介することもできる、としました。

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