イラン外相、「世界はガザ住民に対するイスラエルの犯罪を目の当たりに」
アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相が、南アフリカ外相との共同記者会見で「今や世界は、パレスチナ・ガザ地区の住民に対する子供殺しのシオニスト・アパルトヘイト政権イスラエルの犯罪を目の当たりにしている」と語りました。
パンドール・南アフリカ外相は22日日曜、使節団を率いてテヘラン入りし、アミールアブドッラーヒヤーン外相と会談しました。
アミールアブドッラーヒヤーン外相は今回の共同記者会見で、「今日、我々は両国間問題に加えて、ガザ地区の情勢についても協議した。イランとして、パレスチナ国民を守りイスラエルのアパルトヘイトと闘う南アフリカの立場に謝意を表明する」と語りました。
また、イスラエル占領地の情勢にも触れ「バイデン米大統領は性急になってイスラエルを訪問し、民間人や病院、住宅密集地を狙い撃ちする政権を支持している。また、ガザ市民殺戮のために数百機の航空機の派遣を公式に発表し、滑稽な文書の中で、人道支援としてトラック20台分の物資をガザ住民のために送ると表明した」と述べています。
さらに、「今日、アメリカはガザ住民に対する代理戦争に突入しており、今やこの地区は火薬庫と化している。いかなる誤算、ガザ住民の大量虐殺や強制移住も、地域と好戦主義者双方に影響を及ぼす可能性がある」としました。
加えて、「我々はアメリカとイスラエルに対し、ガザでの人道に対する犯罪を直ちに止めなければ、いつ何が起こってもおかしくない事態に発展し、そうなれば地域をコントンロールすることができななくなる」と語っています。
一方のパンドール外相もこの記者会見で「パレスチナ人は基本的人権を奪われ、その黒土は占領されている」と述べました。