11月 02, 2023 21:18 Asia/Tokyo
  • バーゲリーキャニー次官とフォルカー・トゥルク氏
    バーゲリーキャニー次官とフォルカー・トゥルク氏

バーゲリーキャニー・イラン外務次官が、「人権メカニズムの正当性は、パレスチナ・ガザ地区での無辜の人々の虐殺阻止に向けた実践的な行動いかんにかかっている」と語りました。

イルナー通信によりますと、バーゲリーキャニー次官は1日水曜夕方、スイス・ジュネーブで国連人権高等弁務官フォルカー・トゥルク氏と会談し、ガザ地区の悲惨な人権状況と、同地区における目的ある人権侵害および、戦争犯罪と人々の虐殺の停止に向けた取り組みについて協議しました。

また、シオニスト政権イスラエルによるパレスチナ人虐殺の継続と、この犯罪の継続における米国および西側諸国の関与に強い懸念を表明すると共に、トゥルク氏に対し、イスラエルによる罪のない人々の殺害や、パレスチナ人への重大な人権侵害の継続を防ぐための効果的な努力を求めました。

そして、「イスラエル政権の正当防衛の主張は国際法では受け入れられず、国際法規は占領下の国民に対する占領者の防衛の正当性を一切認めていない」と強調しました。

一方、トゥルク氏も「イスラエルの犯罪は容認できないものであり、国際人道法と国際法の違反である」との見解を示し、最近のガザ情勢が地域に及ぼす影響について懸念を表明しました。

さらに、「攻撃停止、及び停戦確立のためにすべての関係者と連絡を取り合っており、西アジア地域への訪問を計画している」と述べました。

ガザ地区の住宅地に対するイスラエルの残忍な攻撃は4週目を迎えています。パレスチナ保健省の発表によると、これまでに約9000人のパレスチナ人が殉教しており、その半数は防衛手段を持たない子供たちだということです。

 


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