ブラジルが、西側の対イラン制裁に反対
11月 09, 2023 20:53 Asia/Tokyo
イラン駐在ブラジル大使が、西側による対イラン制裁を卑劣なものだとしました。
イルナー通信によりますと、イラン南部キーシュ島を訪問したEduardo Ricardo Gradilone Neto ブラジル大使は、イランは厳しい制裁下にありながら、自国民を支えに発展の道を歩むことに成功した、と語りました。
また、「わが国は対イラン制裁、特に国連安保理の要求に反し行使された制裁に反対である」とし、「遺憾なことに、航空産業に対するものを含む一連の制裁は、各国の関係拡大の可能性に悪影響を与えている」と述べました。
さらに、「キーシュ島の美しさとその可能性に驚愕している」とし、「キーシュ島はその地理的状況などの特徴にから独特な地位にあり、地域の投資中心になり得ると思われる」と語りました。
加えて、「キーシュを訪問したのは今回が初めてのことであり、近くブラジル代表団と共に、投資計画の検討を目的に再度この島を訪れたい」としました。
サンゴ礁でできているキーシュ島は、イラン南部ホルモズガーン州の非常に美しい見所のひとつとされており、エメラルドグリーンに輝くペルシャ湾に浮かんでいます。