イラン原子力庁長官、「核兵器使用というイスラエルの脅迫の結果は国連に反映されるべき」
(last modified Sat, 11 Nov 2023 10:32:57 GMT )
11月 11, 2023 19:32 Asia/Tokyo
  • エスラーミー・イラン原子力庁長官
    エスラーミー・イラン原子力庁長官

エスラーミー・イラン原子力庁長官が、グロッシIAEA国際原子力機関事務局長に宛てた書簡において、シオニスト政権イスラエルによるガザ地区のパレスチナ人に対する核兵器の使用、あるいは使用の示唆の結果を国連安保理に反映させるようと要請しました。

エリヤフ・イスラエル遺産相は、イスラエルの選択肢としてガザのパレスチナ人に対する核爆弾の使用を提案し、同地区への人道支援の搬入許可に反対していました。

エスラーミー長官はグロッシ事務局長に宛てた書簡において、ガザ地区でのイスラエルによる最近の犯罪を非難するとともに、パレスチナ被抑圧民への攻撃選択肢としての核爆弾の使用をちらつかせてのイスラエル当局の脅迫的発言に対するグロッシ事務局長の反応、またこの脅迫の結果を国連安保理に反映させることを要求しました。

この書簡ではまた、「イスラエルは、特にNPT核兵器不拡散条約をはじめとした、軍縮と大量破壊兵器の拡散の禁止を規定するいずれの条約にも加盟しておらず、核兵器のない西アジアの実現という目標達成を妨害してきた」とされています。

エスラーミー長官はさらに「イスラエルの核施設もIAEAの保障措置体制下には置かれておらず、この占領政権の秘密の核兵器開発計画は継続されている。イスラエル政権は国際的に承認された原則を無視することで、NPTとIAEA保障措置体制の有効性と効率性を直接毀損している」と述べています。

 


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