11月 19, 2023 20:18 Asia/Tokyo
  • イラン企業ががん治療用のナノ医薬品を開発
    イラン企業ががん治療用のナノ医薬品を開発

イランの知識ベース企業が、副作用のないがん治療用となるナノ医薬品を開発しました。

イルナー通信によりますと、この企業のCEOを務めるアフマド・プールアハディー氏は、イランにおけるこれまでのがん治療薬の変遷を振り返り、「イランではここ8年、ドキソルビシンとリポソームという2つの外国製がん治療薬が主に乳がんや白血病治療に使われてきた」「数年前、米国企業がドキソルビシンの副作用を抑える薬を発売したが、きわめて高価なものだった。しかし、イランはこれと同様の薬の開発に成功し、価格も3分の1に抑えられることになった。このイラン製薬品で、すべての患者のニーズをカバーできるだろう」と語りました。

プールアハディー氏はさらに、「我が社は創業5年で、国内需要のすべてのカバーに成功した」としました。

イランの科学者や専門家らは、知識ベースの分野で目覚ましい成果を上げています。昨年、イランの知識ベース企業が世界市場に輸出した製品の規模は10億ドルにのぼるほか、現在、およそ8500社の知識ベース企業がイラン国内で活動しています。

 


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