12月 24, 2023 18:33 Asia/Tokyo
  • イラン外務省
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先日モロッコで開催されたアラブ・ロシア協力フォーラムの最終声明に、イランが領有するペルシャ湾上の3島について根拠のない主張が盛り込まれ、ロシアが再びこれを支持したことを受けて、イラン外務省はロシア臨時代理大使を呼び出し、抗議の口上書を手渡しました。

今月モロッコ南部マラケシュで開催された第6回アラブ・ロシア協力フォーラムは、最終声明でイランの領有する3島に関しまたもや根拠のない主張を行いました。

23日土曜午後、イラン外務省のペルシャ湾局長補は、不在の駐イラン・ロシア大使に代わり同国臨時代理大使を呼び出し、アラブ・ロシア協力フォーラムの声明での主張やロシアの支持が繰り返されたことをめぐり、イラン政府として強く抗議し、同じ内容の口上書を手渡しました。

ペルシャ湾局長補は、「各国の領土保全および主権の尊重は、国家同士の関係において基本原則の一つとされている。この3島は永遠にイランに属すものであり、イラン政府はこの件に関し、どのような主張がどこから出されようと決して受け入れることはない」としました。

これに対し、ロシア臨時代理大使は、イラン政府の抗議を早急に本国へ伝えると強調しました。

 


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