イラン国家安全保障最高評議会書記、「イラクやシリアへの軍事顧問を継続」
(last modified Sun, 10 Jul 2016 10:50:37 GMT )
7月 10, 2016 19:50 Asia/Tokyo
  • イラン国家安全保障最高評議会書記、「イラクやシリアへの軍事顧問を継続」

イラン国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記が、「イランは、テログループの危険がなくなるまで、イラクやシリアへの軍事顧問の形での支援を継続するだろう」と述べました。

シャムハーニー書記は10日日曜、テヘランで行われたイラクのイスラム革命最高評議会のハキーム議長との会談で、ファルージャのテロリストからの解放に祝辞を述べ、「アメリカやその一部の同盟国は、イラクやシリアにおける7年のテロ対策という計画により、地域における自らの長期的な軍事駐留を追求していたが、イラクの治安部隊や義勇軍は、地元の可能性に訴えることで、テロ組織ISISの壊滅が可能であることを示した」と語りました。

シャムハーニー書記はまた、テロ組織ISISを含むタクフィール派の思想が現れ拡大する根源を絶つ必要性を強調しました。

一方のハキーム議長もこの会談において、イラクの最新の情勢や政冶的なプロセス、テロ対策に関する報告を提示し、ISISとの戦いにおいてイラクを支持したイランの立場に感謝しました。