Pars Today

分析サイト「ISP TODAY」が、「イランは人工衛星・ソライヤーを通じて地球・宇宙間の通信確立に成功し、宇宙探査に新たな道を開いた」としました。

同サイトはイランの航空宇宙産業の現状を分析した記事で、「イラン航空宇宙機関は先日の声明において、ソライヤーの信号が正常に地球に送信されたと発表した。この成果は、イランが目指す宇宙探査にとっては重要な転換点となる」としました。

続けて、「ソライヤーを真に注目させているのは、20ｍ精度のGPSシステムによる位置特定である。これは、人工て注目すべき大きな業績だ」と説明しました。

また、「ソライヤーと地球との通信成功により、イランの宇宙計画には新たな好機が生まれ、宇宙科学分野でのさらなる調査や探査に向けての道がなだらかなものになった。（ソライヤーによって）科学者や研究者らは、地球の大気、気象パターン、宇宙空間で起きる現象について、より多くの情報を得ることが可能になる」としました。

その上で、「この転換点に到達したことでイランは、衛星打ち上げおよび宇宙で先端機器を使用し効果的通信を行う能力を有する国のひとつとなった」としました。

一方で、「今回のソライヤーの成功は、イランの科学能力を示しただけでなく、この先の宇宙計画においてイランが貢献する潜在性という新たな展望を提示して見せた」と指摘しました。

そして、「この成果により、イランは宇宙への大きな目標を一歩前進させ、国民の間で誇りとインスピレーションを高めた」としました。

同サイトはこの記事の最後を、「ソライヤーからの信号送信成功は、科学技術におけるこれまでの同国の限界をさらに超える成果であり、世界の宇宙分野で重要な役割を担う国になるというイランの約束が強調されてもいる」と締めくくりました。

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