1月 31, 2024 20:43 Asia/Tokyo
  • イラン全国の学校で「イスラム革命の鐘」の音響く
    イラン全国の学校で「イスラム革命の鐘」の音響く

イラン暦1402年バフマン月22日に当たる西暦2024年2月11日にイスラム革命勝利45年記念を前にした31日水曜午前、イラン全国の学校で一斉に「イスラム革命の鐘」が鳴らされました。

イランでは今年、イスラム革命勝利記念日を迎える前の「ファジル(ペルシャ語で『夜明け』の意)の10日間」の開始が学校の休日である木曜日にあたることから、前日の31日水曜にこの行事が行われました。

今年の西暦で2月1日に当たるイラン暦バフマン月12日は、イスラム革命の創始者の故ホメイニー師がイランに帰国したという、歴史に残る日となっています。

 

イランの学校

 

45年前のこの日、イスラム共和国の創始者である故ホメイニー師は、15年間の亡命を経て、人々の熱狂的な歓迎を受けながら再び祖国の土を踏みました。

同師の帰国から10日後のイラン暦1357年バフマン月22日(西暦1979年2月11日)、イランでイスラム革命が勝利しました。

このことから、故ホメイニー師がイランに帰国したバフマン月12日からイスラム革命勝利の日であるバフマン月22日は、「夜明けの10日間」と呼ばれ、毎年この期間にはイスラム革命の勝利を祝う特別な行事や式典が実施されています。

今年の「イスラム革命の鐘」を鳴らす式典では、レザーモラード・サフラーイー教育大臣が児童・生徒に向けて演説し、「過去に比べた我が国の進歩は驚くべきものである。かつては、イラン国民の2人に1人は非識字者だったが、現在では識字率が過去とは比較にならないほど高くなっている」と述べました。

 


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