イラン外相がシリア大統領と会談、ガザ危機について意見交換
2月 12, 2024 19:24 Asia/Tokyo
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、シリア首都ダマスカスで同国のアサド大統領と会談し、パレスチナ・ガザでの危機をはじめとした最優先の地域・国際問題について話し合いました。
イルナー通信によりますと、アミールアブドッラーヒヤーン外相は11日日曜、レバノン首都ベイルートから地域歴訪の2番目の目的地であるシリアに入り、アサド大統領と会談・意見交換を行いました。
両者が話し合った主な内容は、ガザ危機、そしてシオニスト政権イスラエルが圧政下のパレスチナ人に対し行う犯罪終結の必要性であったと発表されています。
アミールアブドッラーヒヤーン外相はまた、シリアのミクダード外相とも会談し、その後行った共同記者会見で、イランがテロとの戦いにおいてシリアに寄り添い続けると表明しました。
そして、アメリカによるシリア領土への侵略を多くのシリア国民が証言していることに触れ、「我が国は、シリアの一部で行われている米軍の違法な駐留および侵略を強く非難する」と述べました。
アミールアブドッラーヒヤーン外相はさらに11日夜、パレスチナ抵抗組織の一部当局者らと会談し、パレスチナ・ガザの状況および、ガザとヨルダン川西岸における大量虐殺を初めとしたシオニスト政権イスラエルの犯罪を阻止する必要性について話し合いました。