イランがAI分野においてイスラム諸国の筆頭に
2月 26, 2024 20:51 Asia/Tokyo
第4次産業革命技術に関する世界各国の科学的成果を調査・ランク付けする学術データベース「Web of Science」により、イランがAI・人工知能の分野でイスラム諸国の筆頭に立っていることが分かりました。
イルナー通信によりますと、イスラム世界科学引用センター(ISC:Islamic World Science Citation center)のファーゼルザーデ所長は、AI分野におけるイスラム諸国の順位について述べながら、イランが同分野でイスラム諸国のトップにあるとしました。
同氏は、「2013年から2022年の10年間にイランが出した第4次産業革命技術における最大級の科学的成果は約3000の資料に掲載があり、同国の世界順位は第14位となっている」と説明しました。
Web of Scienceの第4次産業革命技術国別ランキングによれば、AI、3Dプリンティング、ロボット工学、ドローンの各分野ではアメリカが、IoT・モノのインターネット、新世代通信技術、ビッグデータ、ブロックチェーンの各分野では中国がトップとなりました。
第4次産業革命技術は、産業や雇用、社会の人々に多くの利益をもたらす、ここ数十年で最大の出来事のひとつです。
スマート化に基づくこの産業革命技術は、AIなどを用いた機器やテクノロジーによって牽引されています。
第4次産業革命技術はまた、政府の統治や、経済、社会、教育などの各構造にも多くの変化をもたらすもので、そのような新たな構造にあって、国民および国家の性質やアイデンティティは根本的に変化することとなります。
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