女子児童によるイランとイスラムの祭典「天使たちの礼拝」
(last modified Thu, 14 Mar 2024 06:03:08 GMT )
3月 14, 2024 15:03 Asia/Tokyo
  • 礼拝の祝いは、女子が約9歳、男子が約15歳でイスラム教の礼拝を行う義務年齢に達した時に行われる
    礼拝の祝いは、女子が約9歳、男子が約15歳でイスラム教の礼拝を行う義務年齢に達した時に行われる

イランの女子児童1000人が参加して実施された、イスラム教の義務履行年齢に達したことを祝う祭典「天使たちの礼拝」のParsToday厳選写真をご覧ください。

イラン文化では昔から、祝日や神に関する祝い事の際に祭典が行われてきた

 

イランの祭典「天使たちの礼拝」では、9歳の女子児童が礼拝開始年齢に達し神との関係を築き始めたことが祝われる

 

宗教的義務を行えるほどに知性が成熟したことへの注目は極めて重要

 

ここでの「成熟」は、人が意識的に神との関係構築ができるようになったことを意味する

 

「知性」は、人間の中にある善悪の識別・判断力を意味する

 

各メディアやネットで多くの注目を集めた、昨年の同祭典における少女たちとイラン最高指導者ハーメネイー師との会談の様子

 

イスラム教では、知性と愛に基づく神との関係構築が非常に強調されている

 

「タスビーフ」は、礼拝の文句を唱える際に使われる数珠。「モフル」は、シーア派イスラム教徒が礼拝でひれ伏した際に額を着ける、土でできた小さな置物。預言者ムハンマドが教友に対し礼拝の際には地面に額づきひれ伏すように勧めたことは、多くのイスラム教の伝承で確認できる。

 

「礼拝のための心身能力」は、思考、肉体、経済の各面においてこの義務を遂行できる力を意味する

 

この祭典では、女子・男子ともに異性の道徳的領分を尊重するように教えられる

 

イスラム教では、神は人間が自らの義務を果たし、また、禁忌とされているものから離れた際には報酬を与えるとされているが、これは人間の行為に対して非常に大きな報酬であり、神から僕たちへの恩恵や優しさであるとされている

 

この祭典は、西部ハメダーン市にある宗教施設、イマーム・ホメイニー・ホセイニーエで行われた

 

 

 


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