「家族の健康」アプローチがイランのプロジェクトとしてWHO登録
3月 16, 2024 19:50 Asia/Tokyo
「家族の健康」アプローチが、イランのプロジェクトとしてWHO世界保健機関に登録されました。
カザフスタン首都アスタナで開催されたSCO上海協力機構の第7回加盟国保健相会合において、WHOの欧州地域担当者は、「家族の健康」アプローチをイランのプロジェクトとして登録しました。
イランのエイノッラーヒー保健医療教育相はこの会合において、「イランは保健分野でこれまでに多くの成果を上げており、SCO加盟国は、イランとの大学間協力や、医薬品・医療機器分野での共同研究・共同開発を求めている」と述べました。
イランは、西アジアにおける医療拠点の一つとなっています。
イランはまた、骨髄移植および不妊治療の分野で世界ランク3位、整形外科と臓器移植の分野でも4位に入っており、このことは医療分野における同国の進歩を示す事例のひとつだと言えます。
イランはさらに、特定の病気に必要な医薬品生産において世界ランク7位、人工内耳では世界ランク5位となっています。