イスラエル脅かすイランの9種類のミサイル
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イスラエル政権に悪夢見せるイランのミサイル能力
シオニスト政権イスラエルは、シリア・ダマスカスにあるイラン大使館領事部の建物を攻撃するという犯罪を犯した後、イランからの報復の可能性に暗澹となっています。
国際慣行では、外交施設へのあらゆる攻撃は国際法に基づき対抗措置が正当なものと認められています。そのためイランの高官たちは、今回の攻撃を後悔させるような厳しい報復を約束しています。
このような流れの中、イラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師は10日水曜朝、断食月明けの礼拝における演説で、自国の在シリア大使館領事部に行われたイスラエル政権の攻撃について言及し、「世界の慣行では、いかなる国の大使館・領事館への攻撃も、その国の領土が攻撃されたと見なされる。全体が隈なく邪悪なシオニスト政権は、今回の犯罪で罰せられるべきであるし、そのようになるだろう」と強調しました。
イランの長距離弾道ミサイルは近年、シオニスト政権イスラエル当局者らにとって悪夢を見せる存在となっていますが、現在の状況でこれらは、イランが先日の自国大使館へのテロ攻撃への報復に向けて考える最も重要な選択肢の一つに挙げられています。
アメリカ国防総省も報告書において、イランはさまざまな種類のミサイルを擁し、その能力は中東最大であるとしています。
ここでは、イスラエル政権への攻撃に使用可能な9種類のイラン製ミサイルを紹介していきます。
1- ホッラムシャフル4(別名:ハイバル)

射程:2000km
全長:13m
胴体直径:1.5m
重量:30トン
弾頭重量:1500kg
飛行速度:マッハ16(大気圏外)・マッハ8(大気圏内)
2- ハージ・ガーセム

射程:1400km
全長:11m
胴体直径:85~95cm
重量:7トン
弾頭重量:500kg
飛行速度:マッハ5
3- ハイバル・シェキャン

射程:1450km
全長:10.5m
胴体直径:80cm
重量:4.5トン
弾頭重量:500kg
飛行速度:約マッハ4(時速5000km以上)
4- セッジール

射程:2000~2500km
全長:17.57m
胴体直径:1.25m
重量:23トン
弾頭重量:500kg以上
飛行速度:マッハ12~14
5- パーヴェ

射程:1650km
飛行高度:50m未満
飛行速度:時速600~900km
6-ファッターフ2

射程:1400km以上
全長:12m
胴体直径:80cm(1段目)・50cm(2段目)
重量:3.5~4.1トン
弾頭重量:500kg
飛行速度:マッハ5
7- ガドル

射程:最長1950km
全長:15.5~16.5m
胴体直径:1.25m
重量:17.48トン
弾頭重量:500kg
飛行速度:約マッハ9
8 - エマード

射程:約1700km
全長:15.5m
胴体直径:2.18m
重量:1.75トン
9- シャハーブ3

射程:約2000km
全長:約16m
胴体直径:1.2m
重量:1.78トン