6月 18, 2024 14:26 Asia/Tokyo
  • イラン人技術者が、ボーイング旅客機のエンジンの自主開発に成功
    イラン人技術者が、ボーイング旅客機のエンジンの自主開発に成功

イラン人技術者らが、制裁により部品の調達が困難になっていたボーイング社製MD型旅客機28機のエンジンの自主開発に成功しました。

【ParsTodayイラン】西側諸国による不当な制裁でイランは航空機部品の調達が困難になっており、このことが部品の自主開発につながっています。プラント建設などを手掛けるイランのマプナー社で経営陣を務めるマーニー・レズヴァーニー氏は、タスニーム通信の取材に「かつてイランでは40機のMD型旅客機が飛行していたが、規制の変更で飛行許可が下りたのはわずか12機になっていた。これをうけてマプナー社は、発電所や石油・ガス施設のタービンを長年にわたって製造してきた経験を活かし、ボーイングMD型機のJT8D型エンジンの羽根の製造に着手した」と語りました。

レズヴァーニー氏は、同社製造のエンジンが認証取得の最終段階にあるとして、イラン航空局の認可が下り次第、大量生産を開始する予定だとしました。

レズヴァーニー氏によれば、同部品の価格は、海外製が1基あたり2万2000ドルなのに対してイラン製は7~8000ドルだということで、ロシアやカフカス諸国などをはじめとした海外への輸出も視野に入れているということです。

 


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