イランが同国初の複合衛星運用を1か月以内に開始;イスラム世界にとっての新たな成功
(last modified Sat, 06 Jul 2024 11:05:53 GMT )
7月 06, 2024 20:05 Asia/Tokyo
  • イランが同国初の複合衛星運用を1か月以内に開始
    イランが同国初の複合衛星運用を1か月以内に開始

イランのザーレプール情報・通信技術大臣が、自国初の複合衛星を1か月以内に運用することを明らかにしました。

パールストゥデイによりますと、ザーレプール大臣はイランの衛星・パールス2号の最新状況に関して、「パールス2号は(運用に向けた)最終段階にあり、そのデータがほどなく使用可能となることが期待される」と述べ、この衛星の打ち上げと軌道投入の時期について、1か月以内に運用開始となるだろうとしました。

また、「イランの科学者は、画像や積載物を含めたパールス2号の能力と宇宙関連データを利用できることになる」と説明しました。

そして、他のパールスシリーズは観測衛星であり、それらの画像データが国内で使用されていることに言及しながら、「パールス2号は、(精度8メートルの)通常の白黒画像に加えて、暗闇での画像の撮影も可能である」としました。

最後に、「パールス2号の画像の精度が、同じく我が国の衛星であるハイヤームの画像ほど高くないことは事実である。しかしこの衛星は、我が国で製造された最初の複合衛星であり、個別に検査を受け評価を得た複数の積載物を運ぶことになる」と指摘しました。

衛星の設計・製造・打ち上げ能力を有する国は世界でイランを含めた12か国であり、さらにそのようなサイクルを持つ国のうち現在までに生物の打ち上げに成功した国は、イランを含めて6カ国のみとなっています。

 

 


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