イラン人陸上選手が、パレスチナ支持のためイスラエル選手との対戦を拒否
8月 27, 2024 15:20 Asia/Tokyo
スウェーデンで開催された世界マスターズ陸上選手権で、男子100メートル決勝進出を決めていたイランのマスウード・バフラーミー選手が、イスラエル選手と同組になることから、パレスチナ支持を優先してこれを棄権しました。
【ParsTodayイラン】バフラーミー選手は、予選でのタイムから決勝に出場していれば、メダル獲得が確実視されていました。実際、この前の200メートルでは銅メダルを獲得していました。
バフラーミー選手以外にも、イランの多くのスポーツ選手は国際大会でイスラエル選手との対戦が決まると、イスラエルによるパレスチナへの犯罪への抗議やイスラエルを国家として承認しないことを示すため、試合を棄権してきました。
2023年10月7日以来、イスラエルは西側諸国の全面的な後方支援を受けてパレスチナ・ガザ地区とヨルダン川西岸で、防衛手段を持たないパレスチナ被抑圧民に対し新たに大規模な虐殺を開始しました。
最新の報告によりますと、これまでに4万人以上のパレスチナ人が殉教した他、9万2000人以上が負傷しました。
シオニストが牛耳るイスラエル政権は、英国の植民地主義の設計および、さまざまな国からのパレスチナへのユダヤ人移民を通じて1917年に確立され、その存在は1948年に宣言されました。それ以来、パレスチナ人の大量虐殺とその全領土の占領を目的に、さまざまな大量殺害計画が実施されてきました。
イランを筆頭とする多くの国は、イスラエルという植民地主義政権の解体および、ユダヤ人の元の国への帰還を真剣に支持しています。