イラン、「スウェーデン当局の疑惑提示で我が国との関係に悪い影響」
9月 28, 2024 14:56 Asia/Tokyo
在スウェーデン・イラン大使館が声明を発表し、「我が国がスウェーデン国民にメッセージを送り、コーランを燃やした者への復讐するよう扇動したという疑惑は、根拠がないものであり否定される」としました。
パールストゥデイによりますと、スウェーデン検察庁は、イランの諜報機関が2023年にSMSセンターをハッキングしコーランを燃やしたデモ参加者への復讐を人々に呼びかけようとした、と主張しました。在スウェーデン・イラン大使館は声明で、この根拠のない非難を否定しながら、「このような疑惑が提示されメディアで報じられたことにより、スウェーデンとの関係に悪い影響が出るだろう」と指摘しました。
同大使館はさらに、「スウェーデンの政府機関には、我が国に対するこのような証拠のない疑惑の提示を防ぐほか、スウェーデン司法機関の正当な決断のもとにコーランを冒涜した者が法的訴追されている状況において、この問題が放置されることを許さないようにしてもらいたい」としました。