駐イラン・スイス大使「イランの医療レベルは称賛に値」
イラン保健医療教育相が、医学分野におけるスイスとの共同協力の拡大を歓迎しました。
【ParsTodayイラン】イランのザファルガンディー保健医療教育相は、テヘランでナディーン・オリビエリ・ロザーノ・スイス大使と会談し、両国間の協力が幅広いものであることを指摘し、「古い時代からイランとスイスの間には大学・学術的な関係があり、両国は医学、科学会議、ウェビナーの分野で協力が可能だ」と語りました。
ザファルガンディー保健医療教育相は、専門知識の検討及び障害の解消に向けたイラン・スイス間の共同作業の場を設置する必要があるとし、「イランは今回、両国の第2回経済委員会をテヘランで開催し、技術・執行上の問題を話し合うことを提案している」と述べました。
一方、ロザーノ大使もこの会談で、自身もスイスでイラン人医師による肩の手術を受けたと述べ、「私の眼科医はイラン人で、スイスにはさまざまな分野で非常に熟練した医師がおり、彼らはイラン人である。そして、我々はこの分野におけるイランとの科学的関係を促進したいと考えている」としています。
また、医学分野におけるイランの進歩を称賛するとともに「イランの医科大学及び医学分野のレベルと質は極めて称賛に値する。スイスでもイラン人医師は非常に成功しており、彼らとの協力は両国間の科学的関係発展の軸の一つとなるだろう」と語りました。
さらに、スイスとしてイランとの健康・保健分野での協力発展に関心があるとし、「イランでスイス企業が直面する課題を解決することで、人々が高品質の製品にアクセスしやすくなる可能性がある」と述べました。
イランとスイスの政治・通商関係は1世紀半以上の歴史を有しています。