イラン外相、「イスラエルによる侵略・シリア破壊の阻止に向け地域諸国の即時動員を」
12月 12, 2024 22:16 Asia/Tokyo
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セイエド・アッバース・アラーグチ―・イラン外相
アラーグチー・イラン外相が、シオニスト政権イスラエルによる侵略とシリア破壊の阻止を目的とした、地域諸国の即時かつ効果的な動員とその団結を呼びかけました。
アラーグチ―外相は11日水曜夜、「イスラエル政権による侵略とシリアの破壊を阻止するには、地域諸国の即時かつ効果的な動員と彼らの団結が必要である」と述べています。
パールストゥデイによりますと、アラーグチー外相はソーシャルネットワーク「X」において、イスラエルの侵略行為とシリアの破壊について言及し、「イスラエル政権はシリアの防衛・民間インフラのほぼ全てを破壊した。同政権はまた、1974年の合意と国連安保理決議350に違反してシリア領のさらに多くの領域を占領した」と投稿しました。
イラン外相の発表によれば、イスラエルの対シリア侵略の一方で、あらゆる違法侵略の阻止の主要な責任を担う国連安保理は、アメリカの妨害を理由に消極的な傍観者に成り下がり、なす術もない状態です。
これに関して、アラーグチー外相は国際社会に呼びかける形で「シリアの近隣諸国、アラブ・イスラム世界、そして実際に法の支配、国連憲章の基本原則、国際法を重視するすべての国連加盟国は、無関心でいることはできない。イスラエルによる侵略とシリアの破壊を押しとどめるには、即時かつ効果的な地域諸国の動員と団結が必須である」と投稿しています。
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