イラク・バグダッドでパレスチナ世界文学賞授賞式、26か国から出品
-
イラク・バグダッドでパレスチナ世界文学賞授賞式、26か国から出品
パレスチナ世界文学賞の授賞式が今月14日土曜から16日月曜にかけて、イラクの首都バグダッドで開催されます。
パレスチナ世界文学賞事務局長のモフセン・パルヴィーズ氏によりますと、この賞への参加を目的に26か国から345作品がパレスチナ世界文学賞事務局に出品されたということです。
パールストゥデイによりますと、モフセン・パルヴィーズ事務局長はこの点について、「今回は6つの審査員団および、演劇、回想録、短編小説、児童、詩、小説の6つの異なる部門が設けられている」と語りました。
同事務局の発表では、最も作品点数が集中しているのは小説部門で、106点の作品が寄せられています。また、審査員はシリア、レバノン、アルジェリア、パレスチナ、イラク、イエメン、インドネシア、インド、イランの各国の出身者です。
モフセン・パルヴィーズ事務局長は、この授賞式の開催過程を説明するとともに、「すべてのサブカテゴリーにおけるこの賞の選出手順は、審査員が作品を検討した後、その作品の選出理由を発表し、技術・内容面でその作品の優れた点を説明するというものである。そして、最終的な決定は、各審査員、審査員長、およびこの賞の科学局長によって行われる」としています。
そして、「今回は、応募作品数が少ない2部門を除く各部門において5つの作品が審査対象となり、最終段階で順位付けが行われた。応募作品の大半が主にアラビア語によるものであり、次にペルシャ語であることを考慮して、アラブ諸国のアラビア語話者の著名な教授や複数の大学の優秀な教授を起用した」と述べました。
なお、この賞の閉会式は今月16日、バグダッドのアル・ラシッド・ホテルで開催される予定です。