イラン外相「我が国とロシアの関係は強固かつ戦略的」
(last modified Sat, 19 Apr 2025 07:58:44 GMT )
4月 19, 2025 16:58 Asia/Tokyo
  • イラン外相「我が国とロシアの関係は強固かつ戦略的」
    イラン外相「我が国とロシアの関係は強固かつ戦略的」

イランのアラーグチー外相はロシアのラブロフ外相との会談で、両国の関係が極めて強固なものであり、かつロシアがイランの主要かつ戦略的なパートナーであるとの認識を示しました。

【ParsTodayイラン】アラーグチー外相は18日、訪問先のロシア・モスクワで同国のラブロフ外相と会談しました。アラーグチー氏は今回の訪問について、「長時間にわたりプーチン大統領と非常に有意義な会談を行い、イラン最高指導者からの親書を手渡した。これはプーチン大統領へのメッセージであると同時に、イランがロシアを主要かつ戦略的なパートナーとみなし、重要な問題について協議するという全世界へのメッセージでもあった」と語りました。

また、「我が国とロシアの関係がこれほど緊密で強固になったことは、おそらくこれまでの歴史においてなかっただろう。我々は最近、両国関係のさらなる向上・拡大を盛り込んだ包括的戦略協定に署名した」と述べました。

さらにラブロフ外相との共同記者会見で、「ロシアの大統領および外相との会談は建設的だった」と述べ、「今後の情勢変化がイランとロシアの関係に影響を及ぼすことはない」「イランとロシアの経済協力は、制裁にもかかわらず活発に行われている」と語りました。

アラーグチー外相は最後に、イランとアメリカによる間接交渉について、「米国側の動機には深刻な疑問を抱いているが、非現実的な要求を提起しなければ合意の可能性はある」と語りました。

一方のラブロフ外相も記者会見で、「我が国はイランと米国の間接交渉を支持しており、核計画に関するイランの正当な利益が考慮されるべきだ」と強調しました。

 

 


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