イラン最高指導者「野蛮さと流血に抵抗するのはイランの義務」
(last modified Thu, 15 May 2025 07:23:23 GMT )
May 15, 2025 16:23 Asia/Tokyo
  • イラン最高指導者「野蛮さと流血に抵抗するのはイランの義務」
    イラン最高指導者「野蛮さと流血に抵抗するのはイランの義務」

イラン最高指導者のハーメネイー師は14日、国内の救急救命関係者らと面会し、イスラエルがガザで行っている蛮行への抵抗を訴えました。

【ParsTodayイラン】ハーメネイー師は14日、国内の救急救命関係者の殉職者を記念する行事に際して、この業種に携わる人々と面会しました。

ハーメネイー師はこの中で、救急救命関係者を人道の具現であるとし、そうした精神が文化としてイラン国民には根付いているとしました。そして、そのような人道と正反対に位置するものがイスラエルがガザで行っているような蛮行とそれを支持する西側諸国であるとし、そのような蛮行に抵抗することはすべての人間にとっての義務であると強調しました。

ハーメネイー師はまた、イスラエルが病院や救急車などを爆撃していることを挙げ、「世界はこのような人間の顔をした獣たちによって運営されている。このような蛮行と流血に抵抗するのはイランの義務だ」と述べました。

そして、「そのような責任感が人々に希望の光を灯し続けることになる。もっとも、西側諸国はそれによりイランに敵意を抱き続けるだろう。イランが彼らへの抵抗をやめれば、敵意を向ける理由はなくなるからだ」としました。

その上で、西側諸国がイランに敵意を持つのは、イランが西側の虚偽の文明を否定し続けているからだとし、「虚偽は消えゆく運命にある。それには抵抗することが欠かせず、抵抗から逃げたり、あるいは虚偽を称賛したりすることがあってはならない」と訴えました。

 


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