テヘラン金曜礼拝、バーレーン政府の犯罪を非難
(last modified Fri, 22 Jul 2016 10:10:06 GMT )
7月 22, 2016 19:10 Asia/Tokyo
  • テヘラン金曜礼拝、バーレーン政府の犯罪を非難

22日に行われたテヘラン金曜礼拝で、ハータミー師が説教を行い、「バーレーン政府は、アメリカとイギリスの管理のもとで、国民に対して相応しくない対応を取っている」と語りました。

IRIB国際放送記者の報告によりますと、ハータミー師は、最近のバーレーン情勢と、同国の聖職者ガーセム師の市民権剥奪に触れ、「バーレーンの独裁政権は、国民に対してあらゆる犯罪を行っている」と語りました。

また、「人権規約によれば、政府には市民の市民権を剥奪する権利はないとされているが、バーレーンの政府は、聖職者から市民権を剥奪した。これは遺憾なことだ」と述べました。

さらに、「バーレーンのイスラム法学者らは、世界のすべてのイスラム教徒に対して支援を求めた。彼らのアイデンティティが脅かされており、聖地ナジャフやゴムの宗教界、シーア派最高権威は、バーレーン政府の野蛮な行動に対抗すべきだ」と語りました。

ハータミー師は、核合意の実施に関する国連事務総長の報告は、公平な立場に立ったものではないとし、「シオニストの圧力によって報告を作成し、サウジアラビアからの資金援助の停止を恐れて、この国の名を子供の権利侵害国のリストから除外するような国連事務総長には、それ以上のことは期待できない」と述べました。

また、西側諸国に対し、イランのイスラム体制に対して過ちを犯せば、必ず後悔するだろうと警告しました。

ハータミー師は、トルコでのクーデターを非難すると共に、トルコ、シリア、バーレーン、パレスチナの人々の見解を尊重するとし、それはイランのイスラム体制の基本的な立場だと述べました。

さらに、フランス・ニースで最近起こったテロ事件に触れ、「テロは世界のどこで起きようと非難されるべきであり、フランスでの出来事の種をまいたのは、西側諸国だ」と語りました。

ハータミー師はまた、西側は、テロへの支援、よいテロと悪いテロへの分類を停止すべきだと強調しました。

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