イラン大統領:「イスラエルとその支持者は常にイラン分裂を目論む」
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イランのマスウード・ペゼシュキヤーン大統領
ペゼシュキヤーン・イラン大統領が、「最近における一連の経験は、シオニスト政権イスラエル及びこれを支持する西側の一部が常にイランの分裂を求めてきたことを物語っている」と語りました。
マスウード・ペゼシュキヤーン大統領は31日土曜、来月11日に当たるイスラム革命勝利47周年記念日までの「夜明けの10日間」の開始を前に、政府関係者と共にイスラム革命の創始者たる故ホメイニー師の聖廟を訪れています。
ペゼシュキヤーン大統領は、政府関係者がホメイニー師の理念への誓いを新たにする式典で、「先般における一連の経験は、イスラエル及びこれを支持する西側諸国の一部が常にイランの分裂・解体を企て、あらゆる隙に付け込んで社会の要求を悪用してきたことを示している」と強調しました。
また、イランにおける最近の抗議活動中に発生した事件に言及し、「市民の抗議活動が軍への攻撃や公共財の破壊に変わったことは、組織化された悪意ある運動の台頭の兆候である。その運動の目的は決して人々の要求の表明ではなく、憎悪と混乱を生み出すことにあった」と強調しています。
さらに「イラン政府の決定的な義務は抗議者らの声に耳を傾け、彼らの真の懸念に応えることである」とし、「イスラム革命最高指導者ハーメネイー師の警戒心と国民の忠誠心により、これまで敵の陰謀の実現が阻止されてきた」と強調しました。そして「最近の出来事においてトランプ米国大統領、ネタニヤフ・イスラエル首相、そして欧州諸国は皆、挑発行為に走り分裂を生み出そうとしている」と述べ、「もちろん、彼らはこの運動に罪のない人々を同行させ、街頭に引きずり出し、我が国の分裂・解体を狙い、国民の間に争いと憎しみ不和対立を生み出そうと画策してきた」と付け加えました。
続けて「通常の社会的抗議活動では、銃を手に取り、軍人を殺害し、救急車や市場に放火するなどということはない」と指摘し、「我々には、抗議活動への参加者の声と懸念に耳を傾け、彼らの問題を解決する義務があり、そのための準備はできている。しかし、今回の問題が単なる社会的抗議活動ではないことは万人が知るところである。逆に、敵は我々の問題につけ込み、挑発してきたのであり、以前も現在も社会の分裂・解体を狙っている」としています。
ペゼシュキヤーン大統領は最後に「いかなる勢力も正義と公平に基づいて運営される社会を崩壊させることはできない」し、民族、言語、人種による差別を避ける必要性を強調し、「いかなる民族や言語も正義の実現を妨げてはならない」と結びました。

