イラン最高指導者「ペルシャ湾・ホルムズ海峡の新時代が始まる」
https://parstoday.ir/ja/news/iran-i132564-イラン最高指導者_ペルシャ湾_ホルムズ海峡の新時代が始まる
イラン最高指導者のモジュタバー・ハーメネイー師は30日の「ペルシャ湾の日」に際してメッセージを公表し、「米・イスラエルによる軍事侵略が失敗して2カ月が経ち、ペルシャ湾とホルムズ海峡は新時代を迎えようとしている」としました。
(last modified 2026-05-02T07:22:39+00:00 )
4月 30, 2026 23:58 Asia/Tokyo
  • イラン最高指導者のモジュタバー・ハーメネイー師
    イラン最高指導者のモジュタバー・ハーメネイー師

イラン最高指導者のモジュタバー・ハーメネイー師は30日の「ペルシャ湾の日」に際してメッセージを公表し、「米・イスラエルによる軍事侵略が失敗して2カ月が経ち、ペルシャ湾とホルムズ海峡は新時代を迎えようとしている」としました。

【ParsTodayイラン】ハーメネイー師のメッセージ全文は以下の通りです。

-----

慈悲深く慈愛あまねきアッラーの御名において

ペルシャ湾は、特にイランの偉大な国民にとって、神からの比類なき恵みの一つである。この恵みは単なる水域ではなく、我々のアイデンティティと文明の一部を形成し、また、国と国を結ぶ要衝であり、ホルムズ海峡とその先のオマーン湾において、世界経済にとって重要かつ他にはないライフラインを提供してきた。この戦略的な資産は、過去何世紀にもわたって多くの悪しき者たちの欲望を掻き立て、欧米諸国による繰り返される侵略行為、地域の不安定、損失、脅威などはその一角にすぎない。その最新の例が、いわゆる「大悪魔」(=米国)による脅しであった。

イランは、ペルシャ湾岸諸国で最も広い海岸線を持ち、ペルシャ湾の独立を守るために最も多くの犠牲を払ってきた。(1622年の)ポルトガルの追放およびホルムズ海峡の解放は、「ペルシャ湾の日」を制定するきっかけとなり、その後もオランダやイギリスの植民地主義に対して抵抗してきた。しかし、(1979年の)イスラム革命はこの抵抗の重要な転換点であり、帝国主義者の手をペルシャ湾から引き離すものだった。そして今日、世界の大国による最大の軍事侵略とその敗北から2カ月が経過し、ペルシャ湾とホルムズ海峡の新時代が開かれようとしている。

長年、ペルシャ湾地域の国々の民衆は、支配者が圧制者や侵略者に屈する姿を目にしてきたが、この60日間、イラン海軍や革命防衛隊の勇敢な戦士たちと共に、地域の民衆と若者たちが外国勢力の支配を拒否する姿勢を明確に示した。

今日、神の恵みにより、またイランの偉大で先見の明を持つ革命指導者による血の報いとして、世界中の人々、地域の国々、さらには各国の指導者たちにも証明されたのは、米国の存在がペルシャ湾地域の不安定化の最大要因であるということだ。米軍の空虚な基地は、自らの安全すら守る力を持たず、ましてや地域の同盟諸国の安全を確保することなど望むべくもない。

神のご加護によって、ペルシャ湾の輝かしい未来は、米国の影響を排除し、その進歩と繁栄が地域のすべての国々に利益をもたらすことになるだろう。我々は、ペルシャ湾とオマーン湾で同じ運命を共有しており、数千キロも離れたところから利己的な目的で干渉している外国勢力には、ペルシャ湾の奥底にしかその居場所はない。この勝利の連鎖は、神の恩恵とともに、イランの強力な政策と戦略の下で実現され、地域と世界における新しい秩序の夜明けを告げるものだ。

今日、イラン国民の奇跡的な覚醒は、シオニズムや血に染まった米国との戦いに限らず、国内外の愛国的で誇り高いイラン人全てが、ナノ技術、バイオテクノロジー、原子力、ミサイル技術など、あらゆる新しい科学技術の分野で、国家のアイデンティティ、精神、人的資源、工業、基盤技術を守り、国境と同様にそれらを守護する責任を負うことを意味している。

イランはホルムズ海峡を管理することにより、ペルシャ湾を安全に保ち、敵の便乗を排除するだろう。この新しいホルムズ海峡の管理体制は、地域のすべての国々に利益をもたらし、その経済的利益は人々の幸福につあんがる。神の御名の下で、それが実現されることを願う。

2026年4月30日(ペルシャ湾の日)
セイエド・モジュタバー・ハーメネイー

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Twitter