イラン最高指導者顧問、「イランは核問題において、国益に沿って行動する」
8月 05, 2016 17:29 Asia/Tokyo
イランのヴェラーヤティ最高指導者国際担当顧問が、「イランは核問題において、国益に沿って行動する」と強調しました。
ヴェラーヤティ顧問は、レバノンのアルマヤーディンテレビのインタビューで、「西側、特にアメリカが核合意に違反しているが、イランも自由に行動でき、必要な場合には、国益に沿って行動する」と語りました。
また、トルコのクーデターと一部の国によるクーデター勢力への支援について、「イランは即座に立場を表明し、トルコの合法的な政府を支持した。イランは、あらゆる場所での合法的な政府や民主主義の流れに対するクーデターや暴力の行使に反対する」と語りました。
さらに、シリアとイラクの問題に触れ、「イラクのファルージャとモスル、シリアのアレッポとラッカの解放により、この2つの国は優勢に立った。イランも、両国の合法的な政府の要請により、軍事顧問という形で支援を行っている」と語りました。
ヴェラーヤティ顧問は、サウジアラビアとシオニスト政権イスラエルについて、カアバ神殿のある国がイスラム教徒と敵対するシオニスト政権と協力するのは遺憾なことだとしました。
さらに、アメリカの大統領選挙についても、「アメリカの民主党も共和党も、イランに対する立場に変わりはなく、民主党は、イランとの合意において様々な問題を生じさせている」と語りました。
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