リオ五輪、イランがレスリング男子グレコローマン98キロ級で銅メダル
(last modified Wed, 17 Aug 2016 08:39:58 GMT )
8月 17, 2016 17:39 Asia/Tokyo
  • リオ五輪、イランがレスリング男子グレコローマン98キロ級で銅メダル

リオデジャネイロオリンピックで、イランのガーセム・レザーイー選手が、レスリング男子グレコローマン98キロ級で銅メダルを獲得しました。

タスニーム通信の特派員がリオデジャネイロから伝えたところによりますと、レザーイー選手は、現地時間16日火曜夜、スウェーデンの選手との3位決定戦に勝利し、銅メダルを獲得しました。

レザーイー選手はこの対戦で、0対4から同点に追いつき、最後のポイントを取ったため、勝利しました。

これ以前にも、レスリングでは、グレコローマン75キロ級で、アブデヴァリー選手が銅メダルを獲得していました。

16日にはまた、重量挙げの男子105キロ超級に、イランから、ロンドンオリンピックの金メダリスト、サリーミー選手が出場しました。

サリーミー選手は、スナッチで世界新記録を出しましたが、ジャークで審判に失敗と判定されました。

サリーミー選手は、スナッチで、自身の世界新記録を4キロ上回る216キロを挙げました。

最近、膝のけがから回復したばかりのサリーミー選手は、ジャークの1回目で、出場者の中でも最も重い245キロを申請していました。

1回目の試技は、審判から失敗の判定を下されました。専門家は正しかったとしています。

2度目の試技は成功し、審判の判定にも問題はなく、サリーミー選手はこの時点でトップに立ちましたが、ジュリーが審判の判定を覆し、失敗と判断しました。これにより、サリーミー選手は失格となりました。

イラン選手団は、これまで、重量挙げで2個の金メダル、レスリングのグレコローマンスタイルで2個の銅メダルを獲得し、メダル獲得ランキングで30位となっています。

リオデジャネイロオリンピックは、8月5日から21日まで、28競技に世界205カ国の1万444人の選手が参加して開催されています。

イランからは、ボクシング、卓球、射撃、アーチェリー、ボート、重量挙げ、陸上、テコンドー、柔道、フェンシング、男子バレーボール、レスリング、水泳、自転車の14競技に63人が出場しています。