イランの観光地の魅力:南部ファールス州のパリーシャーン湖(画像・動画)
パリーシャーン湖は、イラン南部ファールス州に位置しています。
パリーシャーン湖はアヤーズアーバードという村から3キロ、南部のカーゼルーンの町から15キロの地点に位置しています。この湖は地元の言葉でピールシューンとも呼ばれ、雨や雪の地表上の水分を貯める形になっています。この湖の水はまた、アルジャンやファームールといった平原にある多数の大小の湧き水によってもまかなわれています。さらに、湖底にも多くの湧き水があり、これらもこの湖の水資源となっています。この湖の水は淡水ですが、飲料水には適していません。
この湖の湖面は標高820メートルで、その面積は最大で18キロ平方メートルになり、夏の間、その面積は最も小さくなります。この湖が最も大きくなるのは4月で、深さは平均1.6メートルですが、ある年には2メートルに達します。
この湖はファームールとも呼ばれており、これはこの湖の水源のひとつである泉から名づけられています。
春や秋には、この湖は魅力的な光景を見せるようになります。この湖の岸辺の花咲く野原や野鳥は、自然の観光地として注目に値する魅力を生み出しています。
美しい自然の景観や、生物の多様性、さまざまな渡り鳥が集まること、アクセスが容易なことなどから、この湖は休暇を過ごすのに適した場所となっています。
パリーシャーン湖やその周辺の植生として、葦やガマなどが挙げられます。水生植物としてこの湖で広く見られるのは、イバラモであり、これは在来種の魚類の主要なえさとなっています。
毎年、中秋から、北半球からの渡り鳥がこの国際的な湿地帯に飛来します。このような鳥の中で最も重要なものに、アカツクシガモ、セーカーハヤブサ、オオバン、ペリカンなどが挙げられます。その渡り鳥の中で希少動物とされているものの中には、ニシハイイロペリカン、カオジロオタテガモ、ウスユキガモ、アオガンなどがいます。これらの鳥の中で、およそ40種が、湖上で卵を産みます。