本日のトピック イランと中南米諸国の拡大しつつある関係
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イランのザリーフ外務大臣が、中南米6カ国歴訪の最終目的地であるベネズエラのカラカスに入りました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
8月 28, 2016 19:08 Asia/Tokyo
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イランのザリーフ外務大臣が、中南米6カ国歴訪の最終目的地であるベネズエラのカラカスに入りました。

IRIBモッラーイー解説員

ザリーフ外相は、政治・経済使節団を率いて中南米諸国を歴訪しており、ベネズエラの前に、キューバ、ニカラグア、エクアドル、チリ、ボリビアを訪問しています。ベネズエラのマドゥロ大統領は、現地時間の27日土曜夕方、大統領府で、ザリーフ外相が率いるイランの政治・経済代表団を前に、科学や産業のさまざまな分野におけるイランの驚くべき目覚しい発展を賞賛し、イランは世界の平和の力だとしました。また、「イランは、21世紀に地域だけでなく、世界レベルで頭角を現しつつある国であり、ベネズエラはイランとの戦略的な関係を拡大する」と語りました。さらに、「戦争や衝突、他者の利益の強奪や殺害に力を注ぐ、アメリカなどの西側の大国とは異なり、イランは、他国の国民にとって、平和、平穏、創設の力だ」と語りました。

また、マドゥロ大統領とザリーフ外相の立会いのもと、両国の銀行間の協力に関する合意覚書が署名されました。この他、イランとベネズエラの外相が出席する中、両国の経済・貿易会議が開催されました。ザリーフ外相はこの会議で、「イランとベネズエラは、親密な関係を有しており、それは、両国の国民の抵抗と独立を追求する政策によるものだ」と語りました。さらに、「ベネズエラの大統領の立会いのもと、イランとベネズエラの中央銀行の間で調印された合意により、相互の発展における協力の土台が今まで以上に拡大するよう期待している」としました。

ベネズエラのロドリゲス外務大臣も、イランとベネズエラは、共にOPEC石油輸出国機構の加盟国、非同盟諸国の一員であり、戦略的な問題において共通の見解を有しているとし、「ベネズエラは、イランとの連帯と関係の強化を追求している」と語りました。

中南米諸国との関係の全面的な拡大は、常にイランの外交政策に含まれており、近年、イランの政府や外交機関が、地域、世界において幅広い活動に取り組む中で、中南米諸国との関係はなおも拡大に向かっています。イラン外相のチリ訪問は、イスラム革命後、37年ぶりのイラン政府高官によるチリ訪問となりました。チリとの間で、「政治協議メカニズムの確立に関する合意覚書」とする協力文書が調印されたことは、両国が外交関係を拡大しようとしていることを物語っています。

また、ザリーフ外相のボリビア入国の際の盛大な出迎えと、ボリビア大統領からの最高の勲章の授与は、ボリビアの政府と国民にとって、イランの外相と国際政治がいかに特別な地位にあるかを物語っています。

イラン政治・経済代表団による中南米諸国訪問は、イラン外相が、これらの国で、大統領、国会議長、外相などの最高レベルの高官と会談したこと、また親密な雰囲気の中で、経済部門の幹部と意見交換を行ったことから、重要なものだったと言えるのです。