イラン国会関係者、「テロとの戦いには世界的な意志が必要」
9月 04, 2016 17:49 Asia/Tokyo
イラン国会国家安全保障外交政策委員会のブルージェルディ委員長が、「テロとの戦いには世界的な意志と一丸となった協力が必要だ」と語りました。
イルナー通信によりますと、ブルージェルディ委員長は、3日土曜、テヘランで、日本の薗浦外務副大臣と会談し、「アメリカとその同盟国は、テログループへの資金や武器の援助とその強化により、大きな過ちを犯した。現在、それを抑制するには、全ての国の国際的な協力が必要になっている」と語りました。
また、「イランはテロとの戦いに真剣であり、この分野での日本との情報協力は、数々の協力の一例となりうる」と強調しました。
また、イランと日本の政府や国会の関係は高いレベルを有しているとし、さまざまな分野での関係向上に向けた両国の協力の拡大を求めました。
さらに、サウジアラビアのイエメン攻撃を非難し、民間人や数千人の子供の死傷は、どのような論理であっても非難されるとしました。
一方の薗浦副大臣も、今回のイラン訪問の目的は、両国の協力分野を実行に移すための協議であるとし、「学術、核、医療、環境が、イランとの協力拡大について日本が関心を持っている分野だ」と語りました。
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