OPEC会合前に、イランとサウジアラビアが増産
9月 14, 2016 15:50 Asia/Tokyo
石油の増産凍結に関する話し合いを再開する、OPEC石油輸出国機構の会合の開催を前に、イランとサウジアラビアは現在も増産を行っています。
イランの新聞ジョムフーリー・イスラーミーが14日水曜伝えたところによりますと、OPECの報告では、石油価格安定のためにOPEC加盟国の多くが調整を取ろうと努める中、サウジアラビアとイランの2つの産油大国が、増産を行っているということです。
OPECは最新の月例報告で、イラン産原油の生産量は先月、日量2万2300バレル増加したとしています。
一方、石油価格下落の原因となったサウジアラビアも先月、日量2万8000バレルの増産により、その生産量は日量1060万5000バレルに達しているということです。
こうした中、OPEC加盟14カ国の生産量は、今年8月、その前の月に比べて、2万3100バレル減少し、日量3323万7000バレルとなっています。
OPECは加盟国の生産を調整することで、石油価格を安定させようとしています。
石油の増産凍結の目的とは、石油価格の上昇・維持にあり、これは伝統的な産油国の経済的な圧迫を軽減するためのものです。しかし、石油価格は、アメリカのシェールオイル企業が増産を再開するほど上昇すべきではないのです。
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