最高指導者の考える安全保障
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イラン全軍の総指揮官をつとめるイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、18日日曜、イスラム革命防衛隊の司令官たちを前に、安全保障は非常に重要な問題で、社会の精神的、物質的発展の下地を整えるものだとしました。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
9月 19, 2016 14:36 Asia/Tokyo
  • 最高指導者の考える安全保障

イラン全軍の総指揮官をつとめるイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、18日日曜、イスラム革命防衛隊の司令官たちを前に、安全保障は非常に重要な問題で、社会の精神的、物質的発展の下地を整えるものだとしました。

ハーメネイー師は、「革命防衛隊の責務の一つは国内外の安全を確保することであり、もし外部の安全が存在せず、国外でも敵を阻止することができなければ、国内の安全も失われるだろう」と語りました。

イランは周囲の環境において、多くの脅威に直面しており、それは主に外国軍によって地域に押し付けられたものです。イランは、革命の理念に寄ることで、こうした脅迫に立ち向かっており、またこの革命の理念の一つは、覇権主義勢力から離れた、安全な世界を目指すことです。

地域の現状は、現在国際体制において見られるものが現実的に見て、治安面で懸念すべき状況である、ということを示しています。国際関係において、覇権主義の傾向は拡大しています。戦争誘発における干渉的な大国の動き、暴力の拡大、地域諸国への内政干渉は、覇権主義の論理による以外は解釈できない行動を表しています。

最高指導者の地域諸国への勧告もまた、こうした重要な点に基づくものです。最高指導者は、一部の地域諸国に対して、「賢明さを保たず、アメリカの覇権主義体制の策略を理解せず、彼らの微笑みに騙されるのであれば、地域諸国も50年、さらには100年遅れを取る可能性がある」と述べました。こうした中、治安の維持は最優先事項となっています。治安確保は言葉の真の意味で必要事項を有しており、その中には、治安維持の力を増すこと、それと共に周囲の環境や脅威をしっかり認識することが含まれています。こうした認識は以前の経験に寄ることで成長し、イランのソフトパワーに変わっています。

このことから、最高指導者は、「敵の手段の変化や進歩に合わせて、革命防衛隊も科学技術や革新における発展に留まらず、前進をとめるべきではない」と述べたのです。

最高指導者は、イランのソフトパワーはアメリカをはじめとする覇権主義大国への不信感から生まれたものであると見なしています。最高指導者はアメリカへの絶対的な不信感は思想や経験から生じた理性的な結果だとしました。ハーメネイー師は、「アメリカのイラン国民に対する敵対は、イランイスラム革命後長年、また最近の核協議やその他の問題においても見られた。アメリカとの協議は利益になるどころか、損害になる」としました。

この不信感が治安維持におけるイランのソフトパワーの源に変り、こうした点から、この問題は治安の強化・継続に影響を与える肯定的な要素として注目され、日ごとに拡大されるべきです。現在アメリカがイランとの協議を主張していることは偶然ではありません。最高指導者が述べたように、西アジア、とくにシリア、イラク、レバノン、イエメンの問題に関して、イランとの協議をアメリカが主張しているのは、アメリカの失敗の主な要因となる地域におけるイランの存在を妨害することが目的です。現在、イラン国民の動きは、多くの圧力、制裁、脅迫にもかかわらず、日を重ねるごとに透明さや勇敢さを増しており、イスラム革命の清らかな若木は日々力強く成長しているのです。