イラン外務省、「サウジはテロ支援について回答すべき」
(last modified Mon, 26 Sep 2016 10:56:47 GMT )
9月 26, 2016 19:56 Asia/Tokyo
  • イラン外務省、「サウジはテロ支援について回答すべき」

イラン外務省のガーセミー報道官が、「サウジアラビアは自らのテロ支援について回答すべきだ」と語りました。

ガーセミー報道官は26日月曜、定例記者会見で、「サウジアラビアはアメリカとの関係を維持するために全力を尽くしている」とし、「サウジアラビアの状況を世界が知っていることに注目すると、この国の行動が実を結ぶことはなく、サウジは国際テロリズムへの支援について回答しなければならない」と語りました。

また、オバマ大統領による9.11テロの遺族への賠償金支払いに関する法案への拒否権行使について、「このアメリカの行動は想定外のことではない。地域や世界におけるアメリカの経歴、その行動は、ダブルスタンダードにしたがっている」と述べました。

さらに、「アメリカはその利益が持続する時間によって、立場を変えている」とし、「アメリカ議会の28ページに渡る報告、またサウジアラビアが9.11、地域や世界のテロにどれほど関与しているかが明らかになっているにもかかわらず、一部の考慮により、オバマ大統領は拒否権を行使した」と語りました。