イラン、イスラエルの核活動の監視を要請
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イラン原子力庁長官が、シオニスト政権イスラエルの非合法な核活動の詳細な監視を求めました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
9月 27, 2016 17:06 Asia/Tokyo
  • イラン、イスラエルの核活動の監視を要請

イラン原子力庁長官が、シオニスト政権イスラエルの非合法な核活動の詳細な監視を求めました。

イルナー通信によりますと、イランのサーレヒー原子力庁長官は、26日月曜、オーストリアのウィーンで開かれたIAEA国際原子力機関の総会で演説し、シオニスト政権の非合法な核活動をIAEAが監視する必要性を強調すると共に、この問題をIAEA理事会の議題に設定するよう求めました。

サーレヒー長官は、世界各国の発展と健康における原子力産業の更なる利用に向け、加盟国の核活動の監視においてIAEAが中立を保つことを強調しました。

また、大量破壊兵器の製造、備蓄、使用を禁じるイランの最高指導者の歴史的教令について触れ、「イラン国民の抵抗の結果、イランの過去の問題は永久に解決され、イランと6カ国の間での2年間にわたる協議が決着するための道を整えた」としました。

さらに、NPT核兵器不拡散条約第6条に基づく軍縮の必要性を強調すると共に、「イランは自発的に追加議定書を受け入れ、IAEAと密接な協力を行うなど、取り決めを実行することで、相手側もその取り決めを完全に履行することを期待している」と述べました。

IAEAの第60回総会は、168の加盟国代表が出席し、26日からウィーンのIAEA本部で始まり、今週金曜まで開かれています。