イラン開発の医薬品がロシアで製造開始
9月 28, 2016 20:09 Asia/Tokyo
イランの多発性硬化症を治療する新薬の生産ラインが、イランのガーズィーザーデハーシェミー保健医療教育大臣の立会いの下、ロシア・サンクトペテルブルクで稼動を開始しました。
イルナー通信によりますと、計画書に基づき、この新薬の原料を生産する技術が、イラン側からロシア企業に提供されました。
この協力により、多発性硬化症の治療薬の原料は、国際機関が認める最高の基準により、ロシアやほかの国の市場に供給される予定です。
また、22日木曜、ガーズィーザーデハーシェミー大臣とロシアのスクボルツォワ保健大臣が協議を行い、医薬品や医療機器に関する2つの追加議定書と、1つの政府間協力計画、12の文書に調印しました。
ガーズィーザーデハーシェミー大臣は、28日水曜、保健分野におけるイランとロシアの協力の下地を整え、評価するため、使節団を率いてロシアを訪問しました。