イラン産重水32トンがアメリカに売却
10月 02, 2016 19:49 Asia/Tokyo
イラン原子力庁のサーレヒー長官が、現在までにイラン産重水32トンがアメリカに売却されたことを明らかにしました。
IRIB通信によりますと、サーレヒー長官は2日日曜、テヘランで記者団に対し、「ドイツやフランスを初めとするヨーロッパ企業も、イランからの重水の輸入を希望しており、イランもこれに応じる旨を表明している」と語っています。
また、「6カ国との核合意に基づき、イランは、戦略的な130トンの重水を備蓄できることになっており、余剰生産分は、売却されることになっている。これについて、38トンの重水がロシアに引き渡されている」と述べました。
さらに、「イランは、年間20トンの重水を生産する能力がある」としています。
サーレヒー長官はまた。「イランは世界で主要な重水の供給国となっている」と語りました。
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