イランとボスニアヘルツェゴビナが、両国関係の拡大を強調
10月 26, 2016 17:14 Asia/Tokyo
イランのローハーニー大統領と、ボスニアヘルツェゴビナの各派を代表する大統領評議会のイゼトベゴビッチ議長が、経済協力をはじめとする様々な分野における両国の関係の拡大を強調しました。
イラン大統領のウェブサイトによりますと、ローハーニー大統領は25日火曜、テヘランでイゼトベゴビッチ議長と共同記者会見を行い、「核合意の包括的共同行動計画が実施された現在、イランとボスニア・ヘルツェゴビナがこれまで以上に両国関係を拡大するための状況が整っている」としました。
ローハーニー大統領は、地域とテロといった問題について、「地域や世界にとって大きな脅威であるテロと過激派は、全ての人々の懸念材料となっている」と語りました。
一方のイゼトベゴビッチ議長もこの合同記者会見において、イランとボスニア・ヘルツェゴビナは、常に、友好で強固な関係を持っているとし、「イランは、ボスニアヘルツェゴビナ紛争の時代に、紛争の終結や平和の樹立のために多大な努力を払った」としました。
さらに、イランとの地域レベルの関係について、「ボスニアヘルツェゴビナとイランは、過激主義やテロ対策において互いに協力し合っている」と述べました。
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