イラン海軍司令官、「イスラム革命は覇権主義に敗北しない」
11月 04, 2016 17:18 Asia/Tokyo
イラン海軍のサイヤーリー司令官が、「イスラム革命はイランの見識ある国民の存在により、世界的な覇権主義やシオニズムの陰謀に対して’敗北することはない」と語りました。
イルナー通信によりますと、サイヤーリー司令官は3日木曜、イラン北部のラシュトで行われたアーバーン月13日の行進で、「イスラム革命が始まった当初から現在まで、覇権主義者はこの大きな変化を消滅させるために、あるいはその道を変更させるために、様々な策略によっていかなる努力も惜しんでこなかったが、これまでその努力は成功していない」と述べました。
さらに、イランの文化と反覇権主義の精神の融合を強調し、「世界の覇権主義はイスラムの政治では、他者に対して自らを大きく見ることを意味する」としました。
また、利益追求、圧制、他者の権利を無視すること、自らの利益のために他国の国民の利益を損なうことは、世界の覇権主義の最大の特徴だとし、「イラン国民は数万人が命や身を捧げることで、敵にイランへの最小の攻撃も許さないことを示した」と語りました。
一方、イランのラフマーニーファズリー内務大臣も、北西部サナンダジでの行進で、「最終的な目的を遂げるまで国民の権利を維持し、アメリカの理不尽な要求に対抗することが、アーバーン月13日の行進におけるイスラム革命の敵へのイランの人々の最も重要なメッセージだ」と述べました。