11月 12, 2016 17:27 Asia/Tokyo
  • 国連シリア特使、テヘラン入り

国連のデミストゥラ・シリア特使が、12日土曜未明、テヘラン入りしました。

IRIB通信によりますと、デミストゥラ特使はイラン外務省のジャーベリーアンサーリー・アラブアフリカ担当次官の招待により、テヘランを訪問しています。

デミストゥラ特使は、イランの外務省の高官とシリア情勢についての意見交換を行います。

イランは常におよそ6年に及ぶシリア危機の政治的な解決を強調してきました。

シリアの人道問題を担当するヤン・エグランド氏は、アレッポをテロリストから救うための国連の4項目の計画を明らかにし、「国連の4項目の計画とは、医療器具の提供、医療関係者の参加、食料などの緊急支援やアレッポにおける人道支援、医療支援を必要としている300人の患者を家族とともにアレッポ東部から避難させることだ」と語りました。

アレッポ東部のテロ組織はシリア軍に包囲されており、1日あたり数十回の砲撃を行い、アレッポの安全な西部地域を標的にしています。

テロ組織はアレッポ東部の住民の避難を妨害しており、彼らを人間の盾として利用しています。

シリアの戦況から、シリア軍の戦闘機がアレッポ、イドリブ、ハマのテロ組織の拠点を空爆し、これによりテロ組織に大きな打撃を与えたと伝えられています。

タグ