イランが、国連事務総長に宛てたアラブ11カ国の書簡に反応
11月 17, 2016 17:40 Asia/Tokyo
イランのホシュルー国連大使が、国連事務総長に書簡を送り、「イラクやシリアに過激主義を育て輸出している政権がイランをテロ支援で非難しているのは馬鹿げている」としました。
ファールス通信によりますと、アラブ首長国連邦とアラブの10カ国は、最近、国連のパン事務総長に書簡を送り、イランに対する根拠のない非難を提示しました。
ホシュルー大使は、16日水曜、アラブ11カ国のこの書簡に対して、国連事務総長に書簡を送り、書簡の中で提示された非難に回答しました。
ホシュルー大使は、アラブ諸国の内政にイランが干渉しているとする主張について、「イランを内政干渉で非難している書簡の署名者が、最大限の二面性を示す中で、イエメンの罪のない人々を爆撃しているのは皮肉だ」としました。
この書簡ではさらに、「イランがシリアを軍事顧問として支援していることは、シリアの合法政府の要請に基づき、国際法と合法的な防衛権、国連憲章の枠内で行われているものであり、もしイランなどの国がシリアの政府を支援しなければ、この書簡に署名した政府によって支援されているテログループがシリアを制圧し、シリアの全土やその他の中東で黒い旗を掲げていただろう」とされています。
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