日本が、地域問題の解決におけるイランの役割を強調
(last modified Mon, 26 Dec 2016 07:39:56 GMT )
12月 26, 2016 16:39 Asia/Tokyo
  • ナザルアーハーリー大使
    ナザルアーハーリー大使

駐日イラン大使が、「日本政府は、地域問題の解決におけるイランの更なる役割を求めている」と語りました。

ナザルアーハーリー大使は、イラン労働通信のインタビューで、「日本はイランを、中東の現在の危機を解決することの出来る有力で重要な国と見ている」と強調しました。

また、イランと日本の90年の歴史を持つ関係について、「この歴史は、日本がイランに対してよい印象を持ち、イランが多くの問題において、建設的な形で関わってきたことを見てきたことを示している」と語りました。

さらに、今後数ヶ月のイランと日本の高官レベルの訪問について触れ、「安倍首相の顧問が1月10日にイランを訪問し、イランの政府高官と二国間、地域、国際関係について協議することになっている」と語りました。

また、両国の核の安全性に関する合意について、「日本の関係者は核合意を支持するために、およそ2億円をイランの原子力計画に投じる。これは原子力計画の安全性に関するイランとIAEA国際原子力機関の活動の枠内で行われるものだ」としました。

ナザルアーハーリー大使は、イランのザリーフ外務大臣の最近の東京訪問を建設的なものだったとし、「この訪問の傍らで、イランの民間部門と日本企業の間で良好な協議が行われ、両国の金融機関や経済省の間で、両国の経済協力の拡大を阻む障害を取り除くために話し合いが行われた」としました。

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