アメリカ国務長官が、核合意の破棄について、同国の次期政府に警告
(last modified Wed, 18 Jan 2017 09:12:53 GMT )
1月 18, 2017 18:12 Asia/Tokyo
  • アメリカ国務長官が、核合意の破棄について、同国の次期政府に警告

アメリカのケリー国務長官が、核合意の破棄について同国の次期政府に警告を発しました。

イルナー通信によりますと、ケリー国務長官は17日火曜スイスのダボスで開催された世界経済フォーラムにおいて、「もし、アメリカは、トランプ次期政権においてイランとの核合意を破棄すれば、損害を蒙るだろう」としました。

また、「アメリカの現政府は、イスラエルの入植地の建設の継続に反対する」と強調しました。

トランプ氏は、選挙戦で、核合意を、「最悪の合意」とし、大統領に選出された場合、就任の初日にこの合意を破ると公約しました。

こうした中、IAEA国際原子力機関の天野事務局長は、17日、再度、イランは核合意の取り決めを履行していることを強調しました。